自然素材のウッドチップ舗装共同研究


品質向上を目指して


 自然に返るウッドチップ舗装は、環境性能を損なわない形で盤面を作成する技術です。

 古来からの「たたき」とよく似た作成方法ですが、現代の生活形態や気候条件に合わせて、機能性を高めています。

 さらに盤面の形成自体は、万里の長城を固めている理屈と同じで、理想的な混合比でしっかりと固めたものは、半永久的な強度を持ち続けます。この理由は、酸化マグネシウムが固化する時に炭酸マグネシウムというより安定した状態に、長い年月を掛けて変化し続けるからです。現在の舗装技術の中で、時間とともに凝結力を高める技術は他にはありません。当協会のウッドチップ舗装に関する特許は、このような古くからの信頼できる工法であるとともに、次世代の品質を実現する可能性を秘めたものです。この技術の品質が向上すればするほど、実用化できる範囲も広がり、日本の環境改善に大きな躍進をもたらします。


ウッドチップ舗装共同研究の項目

 当協会のウッドチップ舗装の品質向上に役立つ技術や企画、機材提供などを募集しています。このために当協会の特許使用を認める場合があります。共同研究の募集項目は以下の通りです。上から優先度が高いものから順に記載しています。優先順位が高いものほど、緊急度も高く研究対象として切望されています。 

 

1、機械化による大規模施工


 災害復興の促進、太陽光発電のメガソーラーシステム、山林斜面の崩落防止、林業道などの施工のための大規模工事が求められています。

 大規模工事でのウッドチップ舗装の課題として、資材を集めて施工を実施することは技術的に可能なのですが、練りこみコテ仕上げでは人件費が高く、また人手不足の折施工が実現しないなどの事例があり、技術普及の妨げとなっています。

 こうした課題を解決するための機材提供協力を募集しています。ミキサーフィニッシャープラント等、舗装技術の機械化に使用する機材が対象です。
 

2、表面のコーティング


 上記の説明どおり、自然素材のウッドチップ舗装は、丈夫な盤面を実現し、凝固反応自体は長期的な視点からも信頼度が高い技術です。

 ですが施工時に最上面を保持する物理的な力が不足するため、施工方法によっては表面の飛び散りが起こります。

 この問題を解決するために、人工物の接着剤を使用することも多く、自然素材のメリットを台無しにしてしまう事例が多々あります。

 こうした課題を解決するために、自然素材の接着剤樹液による硬化コーティング焼成技術など表面の剥離を自然素材で抑える技術を募集しています。



3、研究活動の支援情報


 新技術の品質向上をさらに目指す場合には、多大なる費用が必要となります。研究員の人件費、機材費、研究施設の設備費など、協会でまかないきれる範囲を超えています。また、人的資源の不足も大きな課題であるため、各研究補助機関への申請大学など研究機関地方自治体の支援事業広報担当、に明るく、研究費の補助申請をマネジメントできる人材や機関、事業者の情報を求めています。

4、行政連携


 総務省の地域の支援事業による補助の対象となっています。行政とタイアップが可能で、ウッドチップ舗装の技術を研究する事業者、NPO法人、組合などの組織では、ウッドチップ舗装の研究にかかる費用が、地方交付税の還付という形で戻ってきます。このため、持ち出しなしでの環境改善技術の導入が可能となります。

 詳しくは、協会事務センターまでお問い合わせください。



ウッドチップ舗装共同研究のメリット


 

共同研究による技術・情報・機材・費用の提供くださる方々には、品質向上の貢献度に見合った待遇をお約束します。皆様が投機的な価値基準で判断しても、収支が合うように打ち合わせの上、契約を結ぶ運びとなります。