ウッドチップ舗装の施工をお考えの方へ

当協会の自然に返るウッドチップ舗装は、環境性能の高さと、憩いの場を創生したい行政側の要望から、根強い人気があり、定期的な需要を生み出しています。新技術による都市の環境性能の改善と、都市景観の進化を実現するためには、この定期的な要望を満たす施工体制が必要となります。


ウッドチップ施工情報


施工技術の難易度


 施工方法は、練りこみのコテ仕上げを基本技術としています。技術的にはモルタル工事と変わらない簡単なものですが、ウッドチップの特性を理解していないと取り扱いが難しくなります。

 特に混合には、水の加減やウッドチップの吸水具合の確認、材料投入のタイミングなど、多くのコツがあり、はじめての方ですと戸惑う場面もあるかもしれません。また、コテ仕上げの熟練度により、仕上がりの美しさは変わってくることも多いので、左官屋さんなどの専門家が施工チームに入っているとよりよい仕上がりを期待することが出来ます。施工技術全体は難しくなく、誰でもウッドチップ舗装を作成することが可能なものですが、むしろ混合時の指示や色味のチェックなど、現場管理が重要になります。どの程度の作業量かあらかじめプレミックスのサンプルを作成することをお勧めしています。


 

施工日数と人員配置

 

 ウッドチップ舗装施工時の人員配置はチーム単位で計算します。作業チームの構成は以下の通りです。

 

・混合工2名

・コテ仕上げ2名

・運搬、混合補助1名~2名

 

計5~6名で1チーム分の作業を行います。大型ミキサー2台で上記の構成の場合、1日に可能な施工面積は60平米から80平米となりますが、慣れてくると100平米の施工も可能です。ただし100平米となると、5人編成ではきついため、6人編成でチームを作成した方が現実的です。また、施工初日にミキサーを回し始めるまでが一番時間をとられるため、初日の施工面積量は少なく見積もっておいた方が得策です。以上のチーム構成とミキサーの数を増やすことによって、一日の施工可能面積を組み立てることが可能です。

 

 そのほかに、技術の特性上、以下の2名の役割を設けておくことを推奨しています。

 

  ・施工現場監督1名

  ・施工技術者(協会認定第2級舗装技師以上の有資格者)1名

 

 現場管理が徹底されていたほうが、施工はスムーズに進み、仕上がりの美しさにも影響をおよぼします。これらの人員配置と施工可能面積の算出は、機械化した場合を除く基本形なので、特許技術の特性を理解していれば、フィニッシャーやミキサーの導入により、大幅にコストを下げることも可能です。(ただし現時点では、機械施工の技術講習は行っていません)



平米単価



 平米単価は、施工場所や施工面積、材料置き場の形状、施工厚などによって大幅に変わります。メールフォームでお問い合わせるか、見積もり担当(03-6768-3306)への電話でお問い合わせください。

・施工場所 ・施工面積 ・材料の搬入場の形状

を事前にお知らせいただけると、スムーズにお答えすることが出来ます。


 このほか、ウッドチップ、土、砂、海水抽出ミネラル凝固材、などの自然素材のみを使用して作成している舗装なので、手に入る部材はあらかじめ準備をしておき、コストを下げることも可能です。(協会が推奨する施工方法の場合、規格のウッドチップと、品質の整った赤土の準備をお願いしていますが、協会の会員登録をなさっている方が施工実験を行った後、あらかじめ準備した部材を使用することもできます。この場合、施工実験のサポートまでを協会でさせていただきます)

 

 また、施工可能面積と人員配置のバランスによっても工事全体のコストは変わってきます。上段の記事を参照に当該地域の人件費や社内での動員可能人数等をご検討のうえ、算出してください。


 

特許技術の使用の条件

 

 当協会の特許技術を使用して施工するためには、会員登録が必要です。会員には施工情報の提供や部材提供の情報などのメリットがあります。

 また、会員登録には年間費が掛かりますが、施工の4ヶ月前までに登録を行っておくと、半額以下となる制度も導入しています。詳しくは会員登録のページでご確認ください。


そのほか特許使用料として、一施工あたり、経費を除く売り上げの5%が協会特許使用料となりますが、上限は150万円でそれ以上は掛かりません。

 

        ~ 特許技術の管理は、厳密なルールに基づいて一切の例外なく運用しています。 ~


 

施工体制の確保

 

 施工を実際に検討する場合、会員登録後、以下の3つの方法を選択することができます。

 

・ 事前に施工講習を実施して、御社で実施する方法

・ 施工当日にウッドチップ舗装技師を招く方法

・ あらかじめ試験施工を行い自力で行う方法

 

 上記のどの方法も、当協会は部材提供や技術情報の提供などのサポートをいたします。また、施工に使用する機材などについてもアドバイスさせていただきますので、会員ログインのページをご参照の上、わからないことはお気軽にご相談ください。

会員ログイン


施工に必要な公開情報 (抜粋)


 機材

 ・モルタルミキサー 100リットル以上の大型のもの 各チーム1~2台

 ・発電機 ミキサーをまわす容量のあるもの

 ・運搬用1輪車 各チーム1~2台

 ・トロ船、練りクワ 各チーム1セット

 ・敷き均し用のトンボ 全体で1~2本

 ・材労投入用スコップ 各チーム1本

 ・混合用手シャベル 各チーム1本

 ・封切り用ナイフかはさみ 各チーム1~2セット

 ・材料軽量バケツ 45リットル、20リットル、10リットル×3 各チーム1セット

 ・軽量カップ 1リットル×2 各チーム1セット

 ・水およびホース 全体で1~2セットで共用

 ・ブルーシート 複数枚


   ※ 施工に必要な全情報は、「会員ログイン」後に参照することが出来ます。


 ウッドチップ舗装に必要な費用の目安

   

  ・ ウッドチップ、土、砂、凝固材、増粘材等、施工部材 1平米当たり2千円~4千円。

  ・ 人件費 1日あたりの施工面積 × 1チーム6名 + 現場監督 + 舗装技師。

  ・ 特許使用量 経費を除く売り上げ見込みの5%。(協会で計算後、確認し交渉)

  ・ 施工講習及び会員登録費。

  ・ その他の経費