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兵庫県淡路市 淡路島国営明石海峡公園(花壇前広場)

施工 入谷緑化土木株式会社様

(ウッドチップ舗装に関するお問い合わせは、当協会までお願いします。)


淡路島国営明石海峡公園は、「海を臨む花と緑がいっぱいの公園」です。

 

今回ウッドチップ舗装工事をしたのは、季節の花がいっぱいに咲く花壇前の広場です。

当協会のウッドチップ舗装は天然素材100%。ナチュラルで素朴な質感で、花や緑との相性はバッチリ!
(以下、施工後1か月時点)

濃い色に見える部分が、まだ水を含んでいるところ。淡い色に見える部分が、乾燥し始めたところです。高い透水・保水性を実感できます。

 

舗装表面から入った水は、量が多ければ少しずつ舗装の下に抜けていき、温度が高く乾燥すれば、表面から蒸発していきます。

 

環境負荷を低減し、心地よい環境を守るために、今後の舗装に求められる性質といえるでしょう。

ナチュラルで素朴な色合い・質感が、花や緑によく映えます。

また、そういった見栄えだけでなく、高い透水性・保水性、安全な天然由来の原料など、環境負荷の低減に寄与する性能も、大きな特長です。

公共施設では、施設の改修などにより、部分的に解体が必要になるような場合もあるでしょう。
その時、当協会のウッドチップ舗装の特長である「土に還る」性質は、非常に大きな意味を持ちます。

 

新たな産業廃棄物を発生させず、土に還る舗装です。
(以上、施工後1か月の様子)

現場の皆さんの素晴らしい動き・チームワークにより、充実した現場となりました。

 

当日の現場打ち合わせでは、皆さんいつも「こんな舗装、見たことないな~」という表情をされます。
独自性のあるウッドチップ舗装です。
(施工打ち合わせ時)

まずは実際に触れてみて、コテで均してみて。

「お~!こういう感触なのね!」
そんなお声を聞きながら、1つ1つコミュニケーションをとりながら技術指導を進めます。
(以下、施工時)

西日本らしい砂質で淡い色合いの骨材により、関東での施工とはまた違った印象の仕上がりです。

 

※正常な固化反応のためには、どんな砂・土でも使用できるわけではありません。ご不明な点は、当協会までお問い合わせ下さい。


公共工事とウッドチップ舗装

国営公園という、公共性の高い施設での施工事例です。

自然素材のウッドチップ舗装は、まだ新しい技術であるため、従来のコンクリートやアスファルト施工のように、日本中の各地で同じように施工できる技術ではありません。
施工指導だけでなく、設計段階から打ち合わせが必要です。

公共工事の場合、コンサルティングによって基本的な方針が定められ、施設の要望に即して煮詰められ、設計に落としこまれます。

自然素材による環境性能の高さと、産業廃棄物を出さないコスト性、蓄熱畜水による改善、弾力性など、ウッドチップ舗装にできることはたくさんあります。

基本思想の前段階でも構いませんので、あらゆる立場からのご相談をお待ちしております。
環境性能の高い製品を生みだした責任であり、持続可能性のために普及は使命です。